雛節句

harimaya2015-03-02

明日は3月3日、女の節句のひな祭り。
この雛壇は長女が生まれた40数年前、
人形の町・岩槻で買い求めたものだが
今は子から孫へバトンタッチされている。
長い月日が経つと、お雛様もヌシになり
お内裏様を尻に敷くように鎮座している。
でもこうしてお雛様も家族の一員として
子から孫へ、そして曾孫へと継いで欲しい。
雛段は日本文化の傑作と思う。こんなに美しく艶やかに女の子を人形に託す習慣は
世界に類がない。親として子供の幸せの願いを込めた雛人形に、しばし見入っていた。