東京大空襲

harimaya2015-03-11

3,10は4年前の3,11と1日違いなので影が薄いが
地震は瞬時的な災害であっても戦争は長く厳しい。
東京大空襲から70年が過ぎた。体験者にとっても
時間の風化は避けられないが戦争世代は忘れない。
3,10,AM10時、墨田区震災記念堂で慰霊の式典に
秋篠宮さま御夫妻はじめ大勢の人が参加していた。
1945年3月10日未明、東京はアメリカ空軍戦闘機
B29によって徹底的に破壊され東京は焼土と化した。
先の大戦で1945年に敗色濃く降伏は必至の状態に追い詰められ東京爆撃されたが
東京のみならず各地への空襲は広島・長崎の原爆投下と並んで息の根を止められた。
空襲として史上最大規模の大量虐殺だった。戦中体験の自分は人生観を変えられた。
現在、日米は同盟国だが敵に廻したらアメリカほど恐ろしい国はないと肝に銘じたい。
護憲論者は憲法9条で戦後の平和があると盲信しているが日米安保があったからで
つくづく平和を思う。でも平和は簡単に手に入らない事実も日本に課せられた宿題だ。
平和を唱えるなら強くなくてはならない。日本が弱かったから悲惨な体験をさせられた。
残りの人生で後輩に伝えたいのは日本の誇りを絶対に捨てないで欲しいということだ。