十歳のきみへ

harimaya2006-09-20

10歳になった孫が95歳になった
医師日野原重明が書いた子供への
メッセージの本を読んでいる。
「今、十歳になったきみたちに
ぼくは言いたい。ぼくにもきみたちの
ような十代があったことを、そして
今年十月、九十五歳になれそうなのは
ぼくはみんなから支えられてきたため
だということを・・・」
子供の頃は病気がちで、ひ弱だった
日野原重明も努力を重ねて現在がある。
その根本は夢であり愛情であり人への
思いやりで人生を生きてきたのだろう。
誰にも寿命がありそのなかで一生懸命
生きる人生訓は子供たちに備わってくれればいい。
十歳のきみは素直に育っていい人生を歩んで欲しいと願う。

隠居の独り言(179)

いよいよ今日は自民党総裁選の結果が出る。三人とも所詮は自民党だから
誰が勝っても政策的にはほとんど変わらない。だとすれば日本を代表する
顔になるわけだから姿格好のいい人物が最適だ。言わずもがな安倍晋三
三人の中で年が最も若く見目麗しく目じりが垂れて紺のスーツが良く似合い
背も高く英語も達者でサミットで外国首脳と並んでも見劣りがしないだろう。
名宰相の条件は理念と運と国民との距離感で毛並みの良さと上品な顔立ちは
期待に応えてくれそうだ。薩摩の血を引く小泉から長州の血を引く安倍へと
幕末明治の時代を沸騰させるが小泉純一郎も売り物ライオンヘアーに自らの
理念と戦略を上手くメディアを操り人気を保った。安倍晋三も頑張ってほしい。
ところで先日は「敬老の日」で区役所から「おめでとうございます」の色紙と
つまらない商品が届いたが何かピントが、ずれている気がしてならない。
最近では老人パワーの話題も多いが、このブログも古希を手始めにこれから
喜寿、傘樹、米寿、卒儒、白寿と続きたいがどこまでかは神さまと相談だ。
昔は老人の事を「翁」と付けてくれた。日本語とは洒落たもので子供のころ
西洋の偉人ナポレオンは奈翁、シェイクスピアは沙翁と漢字で習ったものだ。
「敬老」とは老人を敬うことだが教育現場などで、老人に人生経験を学ぶ事、
老人には敬語を使う事、シルバー席では席を譲る事、混雑の列で先に譲る事、
等々のことは教えられないものか。安倍晋三マニフェストに大学受験入学を
9月にして来年4月までの半年間をボランティア活動の期間にするとの案だが
大賛成だ。凶悪犯罪の多発する昨今の世相の要因は厳しさと優しさを忘れた
教育の根幹にあると思う。安倍晋三に期待する。