夢の小箱

この歌曲の原題は「Cofre del ensueno
所属している「カルテット花火」のリーダー宮城マヌエル・作詞作曲の傑作の一つで
歌詞といい、メロディといい素敵な佳曲で数あるマヌエルの作品の中で情緒豊かに
ボーカル・Keikoが歌っている。「カルテット花火」の大切なレパートリーでもある。
歌詞は 「僕の大切な小さな小箱の中に君の優しい気持ちを大事にしまっておこう。
時がどんなに過ぎようが君のことは決して忘れないだろう。今は君に会えなくて
本当に寂しい。僕はずっと君を愛していたいから。僕が生きる喜びを高める愛は
もう他に見つけられない。もう一度、僕のそばに君がいてくれたら、どんなに懐かしく
願っていることか。もう一度、僕のそばに・・僕のそばに・・」  「Keiko訳」

隠居の独り言(1212)

人間は誰でも過ちがある。そして煩悩もたくさん持っている。それが人間というものだ。
でも過ちを気付いたとき、人に迷惑をかけたとき、素直に謝るのも人間の礼節と思う。
阪急阪神ホテルズ系列のホテルのレストランでメニューと異なる食材料を使っていた。
それが23店舗、47品目に及び、7年半も偽装表示が行われていたというから驚きだ。
ホテルのレストランといえば雰囲気も素晴らしく値段もそれなりに高いが客にとっては
ステイタスな気分を味わいたくて、親しい人や大切な人と、しばしの至福に侵る場所で
なかには特別な記念日であったり、なかには若い二人が将来を誓った場所だったろう。
それらの人たちの全幅の信頼が、まさか食べたものが表示と違うものだったとは・・
それでも記者会見で社長は偽装を否定し「誤った表示だった」と強調して、あくまでも
「誤表示」だと繰り返した。みっともない!間違った事をすれば素直に謝るのが人間だ。


謝るといえば,もっと大きなことは「河野談話」で1993年に官房長官だった河野洋平
「談話」が今も尾を引いて日韓問題をこじらせる。報道機関は根拠となった「韓国の元
慰安婦16人の聞き取り調査報告書入手」精査すると「証言の事実関係はあいまいで
別の機会での発言との食い違いも目立つほか、氏名や生年すら不正確な例もあり、
歴史資料として通用しない内容」であり「軍や官憲による強制連行を示す政府資料は
一切見つかっておらず、決め手の元慰安婦への聞き取り調査もずさんだったと判明」、
したがって河野談話の正当性は根底から崩れたと伝える。事実に反し強制を認めた
談話の罪は実に大きい。この際河野洋平国益のために、きちんと白黒つけて謝罪
するべきではないか。ひとりの人間の誤りが日韓の将来にとって暗い影を残している。
過ちを正すは一時の恥、正さなければ永く過ちを語り継がれるだろう。