花桃

harimaya2014-04-09

休日は茨城・古河総合公園の花桃を鑑賞した。
公園いっぱいに植えられた花桃は素晴らしい。
花桃のピンクの艶やかな色に春爛漫の気分が
身体全体に染まるように楽しんだ。宣伝めくが
ここの公園は広さといい、園全体の構図といい、
そのうえ花の種類の多さも訪れる人を和ませる。
ちょうど「桃まつり」の最中で、まさに桃源郷だ。
中央広場では色々なイベントが催されていた。
「春の海 ひねもす のたりのたりかな」の蕪村の詩のように、どこまでものんびりした
春の公園の情景は心地よい気候と桃の花の色香に、のたりのたりと気持ちが休まる。

隠居の独り言(1268)

世の中、捏造が流行っている。例のSTAP細胞をめぐる万能性の世紀の大発見とは
実は捏造から始まり制御不可能な事態となってしまった。小保方晴子研究員のことも
彼女の博士論文も、捏造だったと聞くと世間の信憑性がますます分からなくなってくる。
小保方研究員も言い訳しない方がいい。彼女の評価はこれから世間が決めてくれる。
政治家の捏造も捨てておけない。「みんなの党」党首の渡辺喜美はDHCの会長から
8億円もの大金を選挙資金として借りたが、個人的なお金として使ったという嘘をつく。
政治資金収支報告書にも入れた形跡がないとすれば何に使ったのか。いくら困っても
個人で8億円も必要もないし、酉の市の熊手を買ったという話も、お笑い芸人以下だ。
こんな人が政党の党首だったとは政治家も地に落ちたものだ。党首を辞めて当然だ。
お金を稼ぎたいなら、いっそ政治家を辞めて商取引に徹するといい。貴方ならできる。
死刑囚として48年間も拘置された袴田さんの真相も証拠とされた犯人の着衣も後日、
検察により捏造されたものというから実に罪深い。捏造した元検察官が当時を話すが
袴田さんの人生を奪ってしまった検察や判事に何のお咎めも無いとは腑に落ちない。
裁判とは真実を裁くべきなのに、心無い人の捏造で冤罪にされてしまった無念を思う。
佐村河内守という自称・作曲家も相当にタチが悪い。他の人に作曲を依頼して自分の
作品として発表した曲が成功すると今度は聴覚障害者として一般大衆の同情を買い
アメリカTIME紙に「現代のバートーベン」と言わせたほどの詐欺師は捏造極まれりだ。
広辞苑を引けば「捏造とは実際になかったことを事実のように仕立て上げること」だが
日本人だけでない。手前勝手で傍若無人の中国の傲慢ぶりに呆れてモノが言えない。
先月にドイツで演説した習近平国家主席は「70年前に日本軍は中国人3500万人を
殺戮し南京では30万人を虐殺した」と虚妄講演をした。推定200万人位の日本軍が
どうやって3500万人の人を殺せるのか。当時20万人の人口の南京で何故30万の
死者が出るのか。子供にも計算できる数を一国の国家主席が平気で嘘をついている。
これは共産国家の怖いところであり戦前の捏造された日本の大本営発表にそっくりだ。
人は結婚するとき神の前で誓いを立てる「健やかなるときも病めるときも、これを助け、
その命ある限り真心を尽くすことを誓います」ウン十年後、亭主は孤独のテレビ漬けで
奥方は友人と海外旅行にお出かけになる。夫婦の長い歩みも捏造なくして成り立たない。