秋の長雨

harimaya2004-10-04

今朝も雨の中ツクバイに座るカエルが冬眠の準備を
考えているかのように冷たさに耐え目を閉じていた。
秋雨に季節の替わりを早く感ずるのは気のせいだろうか。
明け方久しぶりに夢を見た。
かつては寝るとき疲れ果てて身を横たえるや、すぐさま
眠りに落ち夢など見ないで熟睡できる私でしたがトシの
せいか眠りの覚めていく朝方に見るようになりました。
今朝の夢は大阪での幼年時代の一シーン。
母の叔父が陸軍将校で毎朝騎馬姿で兵卒と一緒に出勤し
母が挨拶すると敬礼をしてその格好良さが骨の髄まで私を
独占し軍国少年一色に染まり勉学に励んだものでした。
当時の将校への王道は幼年学校から士官学校に進学する。
しかし幼年学校へ入るには頭脳明晰、運動能力に優れている
者だけの道ですから親に毎日叱咤激励されて頑張りました。
でも敗戦ではかなく消えた夢のまた夢。