九里四里うまい十三里半

お芋の美味しい季節になりましたね。
むかしはどこの町にもあった焼芋屋がすっかり消え
街角で√いしや〜き、い〜も、の石焼芋の声も無い。
たまに来る小型車でマイクじゃ風情も味も落ちる。
しかし昔の人はなかなかうまいネーミングをしたもので
栗より(九里四里)旨い、足して十三に半分付ける。
江戸時代は川越が芋の産地で歩いて十三里だったとか。
芋は栄養価も高く身体にはとてもいいらしいが戦時中、
芋ばかり食わされた恨みもあってか今はあまり食べない。
「芋食えば腹が鳴るなり放屁寺」    駄々作(ーー;)