五感

年を重ねるごと(20才をピークに)感性の源である五感
(視、聴、臭、味、触)の衰えは進行すると云う。
特に現代人はTV,PCの映像、騒音、味の濃い食品等を
求め、ますます感性を鈍らせ老化を加速させるもとになる。
例えば味覚を感ずる細胞は約1200種あるそうだが好き嫌いの
多い人はその半分ぐらいしか無く、いちど壊れると再生不可。
TVやPCの長時間の使用は視、聴覚にとって悪影響です。
五感の衰えを遅らせる事は人生を長く楽しむ事に通じますが
それには脳のインとアウトを上手く使い分けるのがいいそうで
読書や芸術の鑑賞などインで刺激を受け、手紙を書いたり楽器の演奏
などでアウトの部分を活性化することがとても大切だと思います。
美しいものを見たり山に登って感動を覚えるのは人間にのみ与えられたもので
その素晴らしい感性をいつまでも保ち続けられるのが上手な生き方と云えます。
画家や音楽演奏者の長命はアウトプット機能を上手く使っているからでしょうか。