6ヶ国協議

北朝鮮の核開発問題が主題の6ヶ国協議だが、一人の被告に五人の裁判官が
訓告しているようなもので被告は普通ならうなだれてしょんぼりしているが
この被告は殺人兵器を作るは人をさらうは家族を飢えさせるはで反省もなし。
その上えらそうなことばかり言って裁判官を困らせている。はたして最初から
各国が自らのエゴ丸出しの演説から始まった。中国ロシアは北朝鮮に肩を持ち
韓国は勝手に電力援助を北朝鮮と密約している。このような会議で6ヶ国が
満足するような結果が出るわけが無い。中ロ韓北の四ヶ国は拉致を提起した
日本はずしに躍起のようだが、話し合いの一歩も前進出来ないような状況では
躊躇なく日本は席を蹴るべきでなにも遠慮することはない。過去に三回も
協議して議論が進展もしないで議長声明でお茶を濁していたわけでその間
北朝鮮の核開発を進ませたのは各国の責任だ。6ヶ国協議の意義をわきまえて
いるのは米国と日本だけでその他は日和見的で勝手なことばかり言って時間の
無駄使いをしているだけだから、一刻も早く国連の安保理付託にかけ武力行使
含めた経済制裁に踏み切らないといたずらに先延ばしは許されるわけはない。
弱気な日本も原則論だけでなく国を守る行動に入る時が差し迫っていることに
気が付かないと大きな悔いを残す事になる。相手のいいなりになることはない。
アジア、特に極東は日本抜きではやっていけないのにハナから優等生はのけ者だ。
いつも思うが相手にとって丸腰の日本は脅かせば取れると思われてバカにされて
今回もいじめられっ子のようにシカトされている原因は平和憲法とやらにある。
自衛という意識を持つ大切さを知っていればこんな惨めな思いをすることがない。
憲法9条を訂正しておけば尖閣竹島北方領土の問題もそして拉致も無かった。
土地や人を奪われてもなにも出来ずにアタフタしているお人よしが今日を招いた。
ノホホンと育ったキャリアとやらの外務省のお役人は連戦練磨の他国の連中と
堂々と渡り合える器量をお持ちだろうか。私たちも日本を見直すときが来ている。