隠居の独り言(63)

昨日の生活、今日の生活はたいして変わりなく毎日がマンネリのように
過ぎていくが年重ねるごとにその思いがしてまたも明日の夢が遠のく。
マンネリと言うとなにかマイナスイメージの感じがするが一日24時間は
宇宙の原則だし人間生まれて死ぬまで同じリズムで老いていくことだから
漠然としたマンネリでなく目標を持った人生のマンネリは悪くないと思う。
仕事も家庭も同じだが時間の配分は毎日の学習みたいでマンネリのようで
毎朝7時に起きてそさくさ朝飯食べて出勤して帰宅は夜の8時半の仕事は
規則正しい生活の見本のようで毎日の段取りが狂うと取り戻すのに大変だ。
かかりつけの医者も無理をしない生活が健康の基本ですよ、とおっしゃるが
身体の和を保つ事は一日の段取りを変えない事で仕事上もうまくはかどるし
家庭円満もそれが基本じゃないのかな、と一人合点をしている。仕事場でも
家族でも趣味でも人との付き合いは楽しいものだが、誰も無いものねだりで
たまには孤独が恋しくなって一人でギターを弾き、書物を読み、美術館や
博物館に足を運び見聞を広めたいのは山々だが贅沢を言っては罰が当たる。
こうしてブログを綴る時間も持てるし仕事、家族、趣味をうまく配分して
毎日を健康で暮らせるのはマンネリと言う規則正しさが一番なのだろう。
TVの好きな妻は村川絵梨の「風のハルカ」も終わりだし、氷川きよし
きよしこの夜」も週日変更だし、つまらないと言うが小さなマンネリは
少しは変えていいのかもしれない。