隠居の独り言(66)

文部科学省では来年から使用される高校教科書の検定結果を発表したが
領土問題や北朝鮮拉致事件などで記述が増えて、より明確な教科書に
作り変えるらしいが北方領土竹島はロシア、韓国が不法占拠していて
尖閣諸島は「領土問題」ではない、との記述に改められたそうだ。
北朝鮮拉致事件はまだ解決していないことを強調する意見が付いた。
当たり前の事だが、やっと辿り着いた感じがして、今まで何を教えて
きたのか文部省、教職員、日教組などの教育関係の人たちに質したい。
日教組などは日本の国旗国家も無視する無国籍人のようで、それでは
子供の愛国心など芽生えるはずがなく、どこの国の教師なのだろうか。
学力の低下もひどく先進国の中でもいまや日本は最低ラインらしいが
ゆとり教育」の弊害が教育関係者もここにきてやっと気がついた。
今の公立の小中学校の義務教育だけでは新聞の完全な音読すら出来ず
社会の仕組みも分からない。業を煮やす親は子供を塾に通わせるが
実際に進学校や有名大学は今の義務教育だけではとても無理で子供の
将来を考えれば親の教育に掛ける信念や経済面など二極分化が著しく
例えば子供が医者やパイロットになりたい、と夢と素質があっても
叶えられるのは一部の富裕層に限られる。逸材があっても埋もれて
しまう今の制度を文部科学省は考えてもらいたい。