隠居の独り言(169)

次期総理は安倍晋三が確定的だが自民党の各派閥の親分が勝ち馬に乗ろうと
今までの小泉内閣抵抗勢力がわれもわれもと安倍支持を表明しているのは
なにか空々しくて情けないがなかには対立候補の谷垣財務相の消費税論など
批判している人もいて自らが立候補もしないで正式出馬の前に批判するのは
行き過ぎの発言だと思わざるを得ない。それは国内にとどまらず韓国からも
安倍晋三に首脳会談の打診があった、との報道にはやはり来たかの感じだが
靖国参拝をしない事を条件では首相候補もやすやすと首を縦に振らないだろう。
NHKの大河ドラマ功名が辻」も豊臣秀吉が小田原の北條攻めの場面だが
勝ち馬の秀吉に今までの抵抗勢力だった徳川家康はじめ全国の大名たちが
豊臣軍にいっせいになびくさまは400年経った現在でも様相は変わらない。
北條家は滅びその民百姓は辛苦の苦労を強いられた。戦後の日本と同じだ。
世渡りのウマヘタは個人でも国家でも勝ち馬に如何に上手く乗れるのが手で
友人にはタメになる人、安らげる人が自分にとっては勝ち馬で、国家間では
世界で最も強く頼り甲斐のあるアメリカとの付き合いは絶対に欠かせない。
商売の世界でも生き残るには上昇する相手との取引だがその見極めは難しく
私も何度かの困難を経ながらも今まで来れたのは運としか言いようが無い。
日本の勝ち馬、安倍晋三さん、頑張ってくだされ。