隠居の独り言(182)

都立高校の入学卒業式に向けて教職員に国歌斉唱を義務付けた通達をめぐり
東京地裁は違法判断して都に賠償を命じる判決があった。日の丸や君が代
軍国主義思想の精神的支柱だったとして、これに反対する権利は保護される
べきだとしている。これは日教組などの過激集団が国旗国歌に反対してきた
理由とほとんど同じで裁判官がここまで国のシンボルを冒涜していいものか
とても疑問に感じる。それにしても自分の国の国歌や国旗が嫌いで訴訟まで
起こす先生が都内だけで400人以上もいるとは驚きを通り越して呆れ果てる。
思えば戦後の左翼学者の日教組の連中が日本の暗黒史観を繰り返し吹き込めば
手もなく日の丸が赤旗になって、戦争の何かを経験しない団塊の世代以後の
先生達は核兵器廃絶の歯の浮くような言葉を真に受けて平和賛歌を合唱する。
それをまともに生徒に教えるものだから愛国心は芽吹かないのは当たり前だ。
世界のどの国の人も自らの国旗と国歌に敬意を表するのは法律以前の問題で
改めて裁判官や訴訟を起こした先生達は同じ日本人なのかと問い質したい。
君が代の歌詞など世界の国々の国歌の歌詞と較べるといい。こんな平和的な
歌詞があるだろうか。日の丸の旗は万国旗の中でデザイン大賞ともいえる。
オリンピックなどスポーツ会場等で日の丸が掲揚され君が代が流れていても
君たちは座って無視するのがカッコイイとでも勘違いしているのだろうか。
裁判官だって教師だってきちんとした教育を受けて今の地位にあるはずだが
人間としての根幹にある祖国を愛する気持ちは養われなかったのだろうか。
そもそも愛国心は法で決める以前の心の問題で訴訟する事自体がおかしいし
それほど日の丸・君が代が嫌なら日本から出て行けばいい。