隠居の独り言(197)

福岡・筑前町でまたも起きた中学校のイジメによる自殺事件は怒りの気持ちの
もって行く場を知らない。自殺の前日に複数の生徒が被害者にトイレの中で
ズボンを下ろさせる行為はやらせた生徒全員の実名を公表するべきだと思う。
君たちの行なった事はいかに野蛮で残酷で恥ずかしいもので、その原因で人の
命さえ奪ったのは許されるべきでなく、例え未成年といえそれは醜い大人の
行動で大人としての刑事罰を受けるのは当然であり教育委員会や学校の処分の
結果をぜひ聞きたいものだ。それといつも言える事だがこのような事件の後は
TVや新聞には校長しか出てこないが何故身近な担任教諭が現れないのだろう。
まして今回は担任教諭も生徒をからかっていたというからこれは教育の崩壊だ。
一罰百戒で関わりあった教諭や生徒の処分は当然だし償いをさせるのも教育で
学校は即刻廃校にして校長はじめ教諭たちは全員が懲戒処分にするべきだろう。
そうでないと亡くなった生徒が浮かばれない。生徒や保護者にいつも学校不信が
あり、それが事件の連鎖が広がっていく。くさいものに蓋をする無責任な態度は
とても腹立たしい。悪いものは悪い!悪い奴には徹底的に謝らせて罪の重さを
身を持って知らしめることが再発防止に役立つ。「弱きを助け強きを挫く」とは
道徳の基本ではなかったのか。いじめられっ子の特徴は純朴で純真な心を持ち
素直ないい子供が多い。担任ともなればクラス全員の子供達の性格を把握して
特にその子達に気を配る事は出来るはずでそれをしないのは怠慢か担任教師の
資格が無いとしか言えない。怠慢教師は辞めていただく。いつまで続くイジメの
連鎖、教育改革とは厳しさと優しさを教える事ではなかったか。