隠居の独り言(228)

国連の新しい事務総長に韓国の外交通商部潘基文長官が就任することが正式に
決まったが親北反米の国是の韓国に日本や米国が何故賛成票を投じたのだろうか。
韓国は日本の常任理事国入りに反対しているし日本海呼称でまた蒸し返すだろう。
竹島の問題も日本に不利になるのは間違いない。日本には国連外交に大きな影響を
受けるのは必至なのになぜか報道機関も話題にしないのは問題だと私は思う。
いつも思うのだが国連は日本のために何をしてくれているのだろう。先の大戦
後遺症が残り枢軸国だった日本、ドイツ、イタリアには敵国条項の適用があって
半世紀以上も経っているのに憲章の改定もされていないのはどうしてなのだろう。
日本の国連内部での存在感や発言力も薄いし国際的な評価は最低クラスだという。
考えてみれば国連は正式にはユナイテットネーションの連合国の意味で大戦中の
枢軸国に対しての連合国で日本などへの敵国条項が無くなれば存在が消えてしまう。
人のいい日本人はこんなことさえ気がついているのか侮辱とも思わずに唯々諾々と
国連分担金の2割近くを貢がされているがこんなに馬鹿げたことがあるだろうか。
つまり第二次世界大戦の戦争状態をそのまま受け継いで、その構造をいつまでも
変えようとしない連合国の意図はどこにあるのかを見極める必要があると思う。
まして中国やロシアなど戦勝国の権利という常任理事国とかの機構で横暴な態度で
威張りくさって日本の分担金の10分の1も納めないで核を保有する特権も含めて
世界を牛耳っているのにはどうしても納得がいかない。常任理事国というのなら
それなりの責任と分担を担うべきで大きな顔をする前にやるべき事は果たすべし。
懲罰的な日本とドイツの分担金も敵国条項があるうちは不払いをしてみたらどうか。
日本の中にも国連中心主義とやらの文言で国連を有難がっている民主党その他の
野党や文化人、有識者など日本人の尊厳をどのように思っているのだろうか。