隠居の独り言(360)

週刊誌の見出しもなかなか面白いものでヤジウマとしてニンマリと眺めている。
「年金地すべり」安倍涙目、「歴代厚相追及」中川幹事長に小泉純一郎の怒り、
浮かれ民主のアキレス腱は小沢一郎菅直人鳩山由紀夫仏頂面、丸山和也
さくらパパ黒川紀章丸川珠代の今の勝算、自民惨敗なら麻生太郎総理誕生、
参院戦を前にして週刊誌は面白おかしく見出しを考えて書いているのだろうが
当たらずも遠からじ、の感じもあるが責任も無いので的外れな記事でも雑誌が
売れればいいのだろう。しかし個人的な記事で「島田紳助と沖縄の女」とか
議員宿舎をラブホにした社民党又市征治幹事長」とは、事実で無かったら
何とする。元が無ければ煙は立たないが、こと有名人だけに気が揉める事だ。
人は一度イメージを植えつけられるとなかなか消えないものだけに、報道に
携わる著者は名誉毀損に関することは気をつけて欲しいと思う。島田紳助
お笑いタレントだからある程度の噂も笑って済ませるが、社民党又市征治とも
なると、政治家だけに元首相の宇野宗佑山崎拓のように「小指マーク」で
政治生命たる評判を落としかねない。マスコミの功罪は大きいといえる。
たかが週刊誌、されど週刊誌だが選挙戦が近づくと「見出し」も大きくなって
読者から見れば、それだけで人を判断してしまう危険性も大いにありそうだ。
選挙は人気投票では無いはず、しっかりと国政を見据えていこう。