隠居の独り言(602)

先週の産経新聞の一面の連載で「対馬が危ない」の特集記事が書かれてあったが
対馬の韓国人による土地買占めが勢いを増し、国を守る防衛省の基地の隣にまで
韓国資本の不動産が迫っている。対馬にある海上自衛隊の基地は日本にとっては
最重要の国防ラインで対馬海峡を始めとして日本海海域を監視している。しかも
過疎化が進む対馬の人口の3倍近い韓国人観光客が日々押し寄せているという。
観光客の殆どは韓国人が経営する宿泊設備や土産店に金を落とし対馬の住民には
何の恩恵も無いという。しかも韓国人観光客の行儀の悪さは目に余るものが多く
万引き、ゴミのポイ捨て、立ちション、怒声、密漁・・きりが無い。この違法を
警察は取り締まるのをためらっているとの話だが、国境の人々が日本の本土から
見放されたとしたら島の危機であり日本の危機であると思い知らされた思いだ。
韓国の狙いは竹島の次は対馬であることは火を見るより明らかだがそれでは逆に
韓国領土の済州島に島の人口の数倍の日本人観光客が訪れ、土地を買い漁ったら
それでさえ偏狭な愛国心を持つ韓国はどう出てくるだろうか。おそらく済州島
日本人は出入り差し止めになり買った土地は没収されるに違いない。麻生首相
「合法的に買っているのだから仕方ない。日本人の米国の場合もそうだった」と
ノンキなことを言っているが、経済的活動と政治的野望とは根本で違っている。
日本が近隣諸国に比べて成熟した大人になったと思えばいいのだろうが、問題は
領土や領海に不法に侵害するのを排除する規定を自衛隊に持たせていないことで
法律の不備を是正するのが緊急の課題で、日本は戦争を放棄した金科玉条憲法
韓国はじめ北朝鮮、中国、ロシアに逆手に取られ、いいように舐められ領土保全
拉致問題などの事実をしっかりと直視し目覚めないと明日の日本が危ない。