隠居の独り言(1225)
今年もあと一ヶ月、自分は特に何もないのに世間は年末行事で慌ただしくなってきた。
お歳暮、年末宝籤、年賀状書き、酉の市、年末を彩るクリスマスと除夜の音で終わる。
そして自称ミーハーの自分は恒例のNHK紅白歌合戦の出演者の発表を待っていた。
今年の出演者は、紅組はaiko、E-girls、いきものがかり、石川さゆり、AKB48、SKE48、
NMB48、きゃりーぱみゅぱみゅ、香西かおり、伍代夏子、坂本冬美、高橋真梨子、
天童よしみ、DREAMS COME TRUE、西野カナ、Perfume、浜崎あゆみ、藤あや子、
AAA、松田聖子、水樹奈々、水森かおり、miwa、ももいろクローバーZ、和田アキ子、
白組は、嵐、泉谷しげる、五木ひろし、EXILE、関ジャニ∞、北島三郎、クリス・ハート、
郷ひろみ、ゴールデンボンバー、コブクロ、サカナクション、三代目 J Soul Brothers、
SMAP、Sexy Zone、T.M.Revolution、TOKIO、徳永英明、氷川きよし、福田こうへい、
福山雅治、細川たかし、ポルノグラフィティ、美輪明宏、森進一、ゆず、Linked Horizon
の全51組との発表で、注目の司会者は、紅組は綾瀬はるか、白組は嵐となっている。
しかし自分が恥ずかしいのはアルファベットやカタカナ名の付いた歌手やグループは
殆どといって知らない。孫たちに聞いてみたら「お爺ちゃん、知らないの」と揶揄された。
「歌は世につれ世は歌につれ」の格言通りに音楽の世界も変わったものだ。考えれば
若い時分の流行歌でも世界の音楽でも素敵なメロデーが溢れるほどあった気がする。
今流行りの人気歌手も全然知らないという年寄りは世間から取り残されているようで
情けない。でも出演者を見て思うのは視聴者の大部分を占めている年寄りに人気の
小林幸子や美川憲一が出ていないのは解せない。自分としては歌の上手な、布施明、
島津亜矢、岩崎宏美、森山良子を聞きたい。NHKは公共放送で視聴料で賄っている。
だからこそ大晦日の紅白という超目玉番組の構成は視聴者の声を精査するべきだろう。
例えハガキやインターネット投票すればいい。どんな方法で出演者を選んでいるのか。
人気のバロメーターなのか?NHKの選者の好みなのか?公表する義務があると思う。
そもそも紅白のルーツは源平合戦で源氏が白旗、平氏が紅旗を掲げて戦った謂れで
対照的な色合いであることから伝統的に対抗する配色として用いられるようになった。
自分の先祖は徳川氏、酒井の家来だったので源氏が好きだ。どうでもいいことだが・・