隠居の独り言(1265)

18歳になる孫は昨日、四月から高知大学医学部に入学するため家族に別れを告げ
高知に去っていった。南国 高知は自然がいっぱいで以前から医学を希望していた
孫も勉強するならこんなところがいいと自身で希望し決めたのだからきっと満足だろう。
彼が小学校の低学年の頃、伊豆下田で海山の自然と共に暮らした体験が、いまだに
忘れなかったに違いない。たしかに勉強するなら魅惑いっぱいの都会より田舎がいい。
でもこれから当然、下宿なのでこれから大人への階段を一人で登らなければならない。
一人暮らしとは炊事、洗濯、掃除など、諸々の生活全てをこなして誰も助けてくれない。
自分の若い日を照らして今、彼がしなければならないことは、あらゆる困難に耐える
力を養い心身の誘惑に負けず愚痴をこぼさずどんな苦労も自分の栄養にすることだ。
医学の道は相当な勉強と実践が必要と思うが6年の学生時代を充分に磨いて欲しい。
格言に「苦労は買ってでもせよ」とある。若い日の苦労は代え難い自分の宝であり勲章だ。
「人生の成功は心の堪忍次第」 贈る言葉としたい。頑張れ。Ken!!