隠居の独り言(1601)

昨今のトランプ大統領外交政策の一番の重要案件は北朝鮮の非核化にあるはずだと思う。
北朝鮮アメリカの脅しをものともせずに次々と中距離ミサイルを日本海に落下させている。
オバマ前大統領が放置したためもはや手遅れになってしまった北朝鮮を中国に頼んでいるが、
でも中国は対北圧力は不可欠と口では言うが、していることは面従腹背、一向に進展が無い。
共産中国はアテにならないことは今までの経過を見ても明らかなのに、何故トランプは次の
手を打たないのだろう。先日は拉致されたアメリカの青年が拷問の末に殺害されたのに未だ
腰を上げない対策は解せない。トランプは習主席にたいして「中国が北朝鮮に対処しなければ
アメリカが独自に対処する」とタンカを切ったのに結局今まで何の対策も無いのは情けない。
先月はアメリカの空母2隻が日本海に展開して大いに期待したのだがそれも尻つぼみ・・
トランプは何を考えているのか。時と共に北への選択肢も徐々に狭まり、先制攻撃のチャンスが
益々遠のく。こうしている間にも北朝鮮の核やミサイルの技術の進歩が止まらない。結局は
アメリカ本土にミサイルが飛んで初めて動くのか。アメリカ第七艦隊も出動を待っているのに・
「愚かな大統領」か「歴史の大統領」なのか、トランプの決断と評価は待ったなしに来ている。