隠居の独り言(1611)

先日の国連でトランプ米大統領北朝鮮をめぐって演説した。北朝鮮が核の放棄をしないで
アメリカの脅威となるなら、戦争の選択肢も用意されていて、北朝鮮の完全破壊に繋がること、
中でも特筆なのは大統領が横田めぐみさんらの拉致問題に言及し日本の問題を取り上げた。
無論、大統領の言葉は有難いけれど、現実的に考えるとアメリカが北朝鮮と有事になった際、
日本の為すべきは米軍と協力する事だが、現在の法律では自衛隊北朝鮮に直接上陸して
拉致被害者を救出するのは難しく、憲法9条を改定しないと集団的自衛権にも影響が出る。
10月の衆院選の結果次第では日本の防衛、拉致、全ての外交的な問題が絡んでいるので
目が離せない。日本にとって吉と出るか凶と出るか、安倍首相の政治評価が試される今回の
衆院選だが、与野党ともに安倍首相に替わる人物なく政治的に安定している。そして首相も
奢ることなく国のために東奔西走する活躍は立派と思う。せめて自公&保守が一丸となって
憲法改定を成し遂げて欲しい。内憂外患の昨今だけれど今回は日本の将来が掛かっている
重要な選挙であるに違いない。今回こそ平和ボケは許せないだろう。憲法9条を破棄して
普通の国家にならないと日本はいつまでも国連の敵国条項から外されない。