隠居の独り言(1613)

衆院選が公示された。政党云々というより今現在、主義理屈を抜きにして安倍首相に替わる
人物が日本にいるだろうか。内政ではアベノミクス景気が出て、外交面でも日米関係を始め
世界を鳥瞰し交渉事をきちんと決めている安倍首相は戦後の総理の中でも最高の器と思う。
現在の国会で与党が2/3を占め安泰しているのに、あえて北朝鮮憲法改正、消費税10%、
高校全額無料など国民に信を問う律儀な心意気も素晴らしい。そのせいか今回の衆院選
特徴は野党とくに民進党が分裂して、希望の党グループ、左翼系のグループ、そして自公の
三つ巴になって争う選挙で、野次馬から見れば面白い。しかし選挙民にも好き嫌いがあるが
反アベに聞きたいのは何か具体策があるのか?ただ感情だけので反対は駄々っ子に等しい。
きちんとマニフェストを掲げてこれからの日本をどうするのか、当たり前だけど政党の義務で、
そこを見極めたうえで投票したい。そして今度の衆院選から初めて18歳の若者が投票権を得る。
今の若者は・・昔からの大人の悪癖の言葉だが、どうしてどうして今の若者は、惰性で生きる
大人よりしっかりしている。某新聞の投票欄で18歳の学生は「自衛隊国防軍に格上げし
存在意義をはっきりさせる」の意見に、我が意を得たりの思いがする。世界の先進国は
「軍隊は国民の財産」と考えている。だから人々は軍隊を大切にし、その功績には最大限の
名誉で報いている。それが世界の常識なのに、サヨク自衛隊違憲だの、税金泥棒だの、
中には隊員の家族に嫌がらせの報道を聞くと、戦後のトラウマが消えない人たちが情けない。
この衆院選憲法9条が改正され、正式の軍隊になる。18歳のしっかりした若者の夢を叶え、
将来の日本の糧にしたい。