2005-09-08から1日間の記事一覧

夏の終わりに(9)

「こずかたのお城の跡の草に寝て空に吸われし十五の心」 歌人石川啄木の 詩の中でも最も好きだった一句だが「一握の砂」は紙が擦り切れる位読んだ。 薄幸の人生だった啄木と相通ずる気がして、いっぱしの文学少年気取りで 詩を書いたり日記文を綴ったりした…

愛知万博(4)

スカンジナビア半島の国々の北欧館は そこに住む人々の生活用品や工芸品の 数々が展示され一年大半の長い冬の 生活の厳しさを垣間見る事ができる。 展示品も整然としていて見やすいし 家具や調度品は素敵なものが多い。 デンマークパンの喫茶店があったが 大…