2011-08-05から1日間の記事一覧

隠居の独り言(968)

1945年の夏、やっと戦争が終わったとき壊された日本の社会は哀れなものだった。 人々は食べるもの、着るもの、住むところも惨めで、ものも言わないで働いていた。 鬼畜米英と叫んでいた戦争中のほうが気概は持てたが拳の落ちどころも無くなって 日々の暮らし…

蝉しぐれ

今年もようやくセミの鳴き声が喧しくなってきた。 夏芝居も蝉時雨の音曲が入らないと様にならない。 蝉は成人して僅か数日の寿命だが短い生涯の中で 恋をして子孫のために産卵をする。鳴くのは♂で ♂同士が歌の上手さを競い♀に気に入られた♂が 恋の成就ができ…