2011-08-08から1日間の記事一覧

隠居の独り言(969)

秀吉(岸谷五朗)の晩年は醜いものであったが死が近づいている恐怖感は 子煩悩過ぎた彼の秀頼を守るための行動は浅ましくもあり哀れでもあった。 各大名の不安と焦燥は避けがたく死後には乱があると誰もが予想していた。 豊臣家をあくまで存続させようとする…

1945年の夏

福島県白河市に疎開した小学6年生の少年は 新聞配達の仕事を手伝った。当時の新聞紙は 一枚を半分に折っただけの粗末な紙だったが 折るときに指でヒューッと鳴る音を出すのが 得意だった。そんな無邪気な少年が8月初旬、 新聞の巻頭で「米、広島に新型爆弾投…