父と息子

男は無意識のうちにも父を人生の師とあがめ、ライバルとして超えようと
する。今の社会はオトーサンたちが自信が無いのか、父性が見当たらない
時代なのかも知れないが、どこかに男らしさ、雄々しさが欲しいと思うのは
男性ばかりではないだろう。闘争心を秘め正しきには敢然と戦ってこそが
男の本能であり、それが本当の優しさであることを忘れかけている。
「男と男 父と息子と結ぶもの 志とはかなしき言葉」  佐々木幸綱
男には父の日のプレゼントなんていらない。