徳川家康(1542-1616)

harimaya2004-07-28

この銅像は江戸資料館に建つ家康公である。長命のシンボルの
亀の上に鷹狩り姿の得意満面な顔は江戸300年の基盤を築いた
自信に満ちている。戦国大名の誰もが夢見た天下取りの最後を
制したのは彼だったが時代の流れが当然の感じに見えても当時の
大名で家康ほど自らの健康管理に気を使った大名はいない。
信長は横死し秀吉は女色に溺れ晩年はボケる中で家康は鷹狩りで
野山を駆け巡り、薬の研究ではプロ顔負けの力量を発揮し人心
掌握に心を配り、信望を集め、天下を取った努力一徹の人であった。
関が原の合戦59才、大阪夏の陣74才、当時の平均寿命からいえば
驚くほど高齢だが、それを成し得たのは健康の礎あっての偉業と
言わざるを得ない。健康の大切さを教えてくれている徳川家康
いちど目を向けてみよう。