今後の年金

近い将来今の年金制度は絶対に成り立たないことは必至です。現に厚生も
基礎年金も赤字ですし少子化は急速に進み、年金の払わないひとも多くて
これからの高齢者にとって大きな問題です。例えば現在基礎年金は月々13300円
65才の年金は月に67000円、5人の若者が1人の老人を扶養している計算です。
現在の人口統計からみてぎりぎりの線です。しかも若者全員が払っての事です。
数年後には団塊の世代が受給者になり扶養する若者が4人3人と急速に数が減って
年金の減額や負担の増額は避けられないところに来ているのが現状なのです。
そして受給後20年間生きるとして生涯の保障はどこにもありません。いずれ消費税も
上がると思いますが消費が落ち込み税収も減って不況が避けられないとなれば政府も
われわれも頭の痛い問題です。自分のことは自分で守らなければならない瀬戸際と
覚悟せねばならない時が迫っている自覚を持たなければならないと考えます。