私のギター歴

harimaya2004-09-09

娘が音大に合格したとき(1988年)娘に勧められ、なにか楽器の一つでも
覚えねばとひそかに和楽を調べていました。三味線をつまびきながら唄う
小唄、端唄などとても好きで若いときからの憧れでした。しかし楽器も
高価で其の他の諸々な理由もあって、ギターに変更したのが正直な
きっかけです。早速に村冶教室の門をたたき先生に楽器の一から教えて
いただき最初の頃はけっこう頑張って練習を重ね翌年からは発表会にも
出て自らの成果を披露しました。毎年の発表会で演奏した曲目です。
ラ・パロマ②小さなロマンス③アメリア姫の嘆き④鐘のひびき⑤
アルハンブラ宮殿の思い出⑥プレリュードNO1⑦モーツアルトの主題
による変奏曲⑧さくらの主題による変奏曲⑨アラビア風奇想曲⑩入り江の
ざわめき⑪この道⑫アストリアス⑬セビーリア⑭タンゴ・アン・スカイ。
発表会場の演奏でしたので時間をかけ全て暗譜してその場に臨みました。
其の後病気を機に教室を辞めましたが、今どの曲とて弾けるものは一曲も
ありません。あのときの熱中できた年月はなんだったのだろうか、ときどきに
思い出して自分を不思議に感ずることがあります。それほどクラシックギター
難しい音楽なのでしょうね。現在はラテン、フォルクローレや日本の歌などの
弾き語りを楽しんでいますが遅まきながら、この年にしてやっと自分に合った
音楽に巡り会えた気がしています。人生を豊かにしてくれているギターに感謝!