文化勲章・褒章

亡くなった私の叔父は10年前に宮中で文化褒章を受けました。
叔父は姫路城を守る会の会長でユネスコ委員も兼ねてましたので
国連などで姫路城を世界遺産の指定されるべく尽力をしました。
遺産指定されたときなど、その喜びようは、今も目に浮かびます。
しかし褒章はその理由でなく務めた保護司(非行少年や刑後の人の
更正役)からでした。遺産指定などの前例が無いとのことで・・
私は今までの文化勲章ってなんだろうとときどき疑問に感じます。
例えば手塚治虫さん、日本のアニメが今や世界的なのは彼のお陰です。
鈴木鎮一さん、鈴木メソッドは世界一ですし日本の一流のヴァイオリニストは
江藤俊哉さんのお弟子さんですがそのお師匠さんが鈴木さんです。
叙勲されなかった理由は東京芸大を出ていなかった、ばかげています。
去年だったか勲一等旭日大授賞の受賞者はたしか、野中広務でした。
選考委員の人たちは何を基準にどのようにして決めているのでしょうか。
官主導の勲章なんか税金の無駄遣いと思うが、怒るのは私だけでしょうか?