プッチーニ(1858-1924)

蝶々夫人、トスカ、ラ・ボエームなどお馴染み深いオペラの
作曲家は1858年の今日イタリアのルッカに生まれ成功を収めるが
その音楽の美しさ、奥深さ、舞台効果の技巧など大衆の心を意識
しての華麗な作品の数々は他のオペラ作曲家の追従を許さない。
特にソプラノに与えられたアリアの数々は何度聴いても感動ずる。
ある晴れた日に、歌に生き恋に生き、私のお父さん、私の名はミミ等々
大の喫煙家だった彼は喉頭ガンで亡くなるが手術の前に執刀医に
「あと何日生きられますか?オペラの完成には12日間必要なのです」
しかしむなしく意識戻らず天国に召されたそうな。