小僧あとがき

自分自身を磨くいくつかの営みに「日記」があります。しかし自分史としてブログの世界に
載せるとなるとすこし趣旨が違ってくることに気が付く。過去をあまり語れないもどかしさ。
酒でも入ると自分の過ぎし日を滔々と延べたがる人種がいて、逆境をいかに生きたかとか
「お坊ちゃん育ちには分かるまい」など怨みつらみを愚痴ることのあほらしさは常識の作法の
下の下だと思う。大切なことは今をどのように生きるかであって過去の貧しさは関係ない。
過去は言い出せばきりが無いし、誰しも人に言えない事を秘しながら現在に繋げている。
家族のことも一見幸せそうに見えても「人事、測り難し」で内部のことは外には分からない。
ブログ日記は自分や家族の「栄光」や「屈辱」などを書いてはいけないのも一つの節度だ。
だれもが通過する青春時代、小さな自分の歴史を綴れた幸せを、今つくづくと思いながら
たくさんの人たちに見ていただいて嬉しさ反面、怖さも実感した「小僧の日記」でした。
近々に「小僧こぼればなし」など書いてみようと思っています。また見てくださいm(__)m