NHK海老沢会長辞任

身の処し方、引き際を教えてくれた会長の辞任劇だと思う。
部下の不祥事が明らかになった時点で責任を明確にし自らも
潔ければ海老沢さんの晩節を汚さずに済んだものと悔やまれる。
恋々と権力に固執し未練がましく醜い姿勢は哀れにさえ映ってしまう。
天下のNHKがこのような人をトップと仰いできたのが実に情けない。
まして私たちは彼の一億円以上の慰労金のために受信料を払わねばならない
なんて思うだけで腹が立つ。受信料不払いが急増しているのも当然だろう。
後任人事にしても身内からの昇格では体質は変わらず解体して出直さなければ
国の大きな不良債権になるに違いない。「赤城の山も今宵限り」ヘタな辞任の
挨拶だが、セリフを使われた国定忠治にあの世で叱られることだろう。