梅は咲いたが桜はまだかいな

harimaya2005-03-16

今でこそ「花見の宴」は桜の木の下の催しだが
ルーツは梅を愛でる平安貴族たちの優雅な遊びの
一つで花を見ながら詩を詠む宮廷文化は遣唐使
持ち帰った梅を貴重な樹木としてもてはやされた
のが始まりらしい。桜イコール花見とされたのは
武士が台頭した時代かららしいが花の散るさまが
日本人の情感と相まって江戸時代には市井の庶民
までが桜の木の下で花を愛で酒を酌みかわし唄を
唄って「花見の宴」を楽しんだ。このような風習や
風俗は日本独特なもので世界のどこにもないらしい。