棚から牡丹餅

「彼岸」と言えば甘党の私には真っ先に思い浮かぶは云うまでもなく「牡丹餅」
小豆餡を丸めて赤くまぶしたカタチが牡丹に似ていることから名づけられた。
秋の「おはぎ」は小豆を粒のまま散らしたところが萩の花に似ているからだが
同じ食べ物でも季節によって名を変える日本独特の言葉の文化がとてもいい。
「棚ぼた」は棚から牡丹餅が落ちてくるような労せずして幸運が舞い込む例えだが
逆に努力もしないで待ち望むだけの無気力を戒めたりする言葉にも使われる。
最近の外国との高校生の比較調査で日本の生徒が授業中の態度が最低らしいが
牡丹餅でも食べて季節感を味わい学習意欲を向上させよう。高校生よ頑張れ!!