郵政民営化

郵政法案が僅差で衆議院を通過した。細かいことは省くとして自民党の異端者とも
言われた小泉が「自民党をぶっ壊す」と宣言して総裁になったときの公約の一つが
郵政民営化なのだからトップに推薦しておいて今になって反対するなんておかしい。
綿貫氏や亀井氏など分かりやすい理由も示せずにただ反対では昔の社会党みたいだ。
造反者にはお仕置きが待っているだろうが、顔を赤らめて喋るエネルギーは国内に
向かわずに外国(特に中韓)に向かって叫んでもらいたい。これじゃ内弁慶だ。
反対する人の理由は権限や票集めの基盤を無くす危機感で自らのエゴに過ぎない。
私見だが郵政にしても道路にしても民間に委譲することはとてもいいことだと思う。
道路も中途半端な骨抜きで今回の醜聞があったが、それでも歩み始めの膿を抜いて
これから切磋琢磨して競争社会の苦しみに耐える民間会社に育つことを願っている。
郵政民営化郵便貯金の貸出先もこれまでのワケの分からない政府先導の無駄遣い
も減るだろうし、庶民への一般向きが増えれば健全な業務は行われると確信する。
特定郵便局世襲制も無くなるだろうし、高給保障も切り下げられていくだろう。
民間と同じ土俵で相撲を取って、お互いが強くなるのが自由な競争そのものだ。
従業員たちも今までのぬくぬくした公務員に甘んじないで頑張っていただきたい。
大局に見て大きい政府より小さい政府のほうがいいが、これからも例えば農林水産、
厚生、教育などへメスを入れてもらいたいと思う。国民の大半の今の不況に苦しむ
中小企業に働く人たちから見れば、何を寝ぼけた事を言っているとしか映らないが
自民党をぶっ壊す」と言った小泉さん、男ならやり遂げるべきだ!