再び日韓に思う

このほど建造された韓国海軍輸送船の進水式でその名を「トクト」としたが
これは竹島の韓国名「独島」のことで無法占拠を固定化しようとの意図だ。
先月20日にソウルで行われた日韓首脳会談はいったいなんだったのだろう。
2時間の予定の中で1時間50分も「歴史認識」の話で靖国竹島の問題を
延々と両首脳がやったらしいが長い間の懸念のことで、今更どうするもので
ないことを承知で韓国は日本にそれを飲めと言わんばかりの強圧態度で臨んだ。
会談を終えたノムヒョン大統領は記者会見で、わざと「間違い」の演技をして
晩餐会を「軽めにしよう」と言ったそうだが、日本の総理を前になんたる非礼か!
私が総理ならその場で席を立つ。そこまでコケにされた屈辱に、なにも言えずに
黙っている気持ちが分からない。しかも小泉首相靖国の替りに「追悼施設」を
検討すると約束したらしいが、開いた口が塞がらない。なんと情けない話しだ。
韓国馬山市では島根県の「竹島の日」に対抗して「対馬の日」を制定したらしいが
竹島を占領されて、それを容認するような態度の日本の腰抜け政治家の罪は重い。
中国もそうだが韓国も自らの言い分は誇張しても言い通す。日本も言いたい事は
山ほどあるのに、どうして言えないのか。主張しないのが美徳のように思って、
それが相手を錯覚させ、助長させているのに気が付かない間抜けなお人好しだ。
唯一の救いは小泉首相が自分の信念を曲げず靖国問題では譲らなかったそうで
言えばいくらでも通る、の誤解を与え将来のために良くないと考えたのだろう。
成果はそれだけだが、そんな不毛の議論をするのにわざわざ出向くのは止めよう。
かつて小渕、金大中会談で「過去の話はやめて未来志向で行こう」と約束したのに
あれは大嘘だったのだろうか。それにしても日本の「韓流ブーム」ってなんなの。
相手の神経を逆なでするような言葉と行動に昔なら戦争だが、それが出来ないなら
しばらく政府間の交流は休みにしたほうがいい。経済界も付き合いもほどほどに
しないと怪我をする。また歴史共同研究なんて民族が違うのだから合うわけが無い。
政経の韓国のご機嫌取りはもうやめよう。