浅草芸人

harimaya2006-03-16

戦後間もなくのころエノケン一座は
健在で芝居やラジオで活躍していた。
日本のチャップリンとも言われ一世を
風靡した昭和の喜劇王は歌も上手い。
「洒落男」「私の青空」「月光値千金」
一時はオペラ歌手も志したぐらいで
声も素晴らしくそのキャラクターは
数ある芸人の中でも突出していた。
エノケン、ロッパ、金語楼伴淳三郎
坊屋三郎てんぷくトリオ、たけし等
浅草芸人はココから社会へ旅立った。
戦前戦後の芸能の発祥の地は浅草と
言っても過言でなく大衆はそれに酔った。
所属する千葉ギターアンサンブルはタンゴがメインだが、指導される
小胎剛先生は戦前のお生まれなので月光値千金など編曲され公民館や
老人施設などで演奏すると聴いてくださる方々にとても好評だ。
エノケン達もきっとあの世から聴いて喜んでくれているに違いない。