隠居の独り言(311)

近所にワンルームマンションが出来て入居者にアジア系の人が多いのが
とても気になる。何処の国の人が住もうが勝手だが彼らはところ構わず
大きな声で現地語を話し、夜の遅い時間帯でも携帯で話しながら歩いて
いるのは静かな住宅地には迷惑なことで何が国際化だと思ってしまう。
「郷に入らば郷に従え」は異国から来た人達の最低条件だがそれを守れ
ないのなら日本に来る資格は無い。多くの外国人は乱暴で、気性も荒く
近寄り難い存在だが、その人達が増えていく現状は今までの親しい近所
付き合いまで影響され井戸端会議で培った人情味にも影を落としていく。
日本の場合は島国という地理的な条件もあって長い間に外国人と接する
機会も少なかったし独特の粋な文化は世界にも稀な土壌を養ってきた。
頭の中では何処の国の人とも仲良く付き合って親切に接するとは徳目で
考えても実際の意思の疎通は難しい。同じ人間でも言葉の言い回しは
簡単には伝わらず、違った神を信ずる宗教が異なれば握手はしても心は
通じない。政府は政策のため留学生を招き、企業は安い労働者を求めて
外国人を誘致したのだろうが、日本人の素朴な感覚からいって彼らに
違和感を持つのは当たり前でそれは理屈でなく自然な拒否反応と思う。
企業は安い労働賃金を求めて外国に工場を移し資金、技術まで提供して
利益を追求している。日本の国益や労働者の職をどれほど奪っただろう。
外国人も自らの考えで生活のために日本に働きに来て滞在期限が終わり
金が貯まると帰国するが、やるせないのは治安の悪化が進んだことだ。
人を殺傷して帰国してしまうのは極としても警察の留置場は外国人の
犯罪者は増える一方だという。連鎖反応的に染まった日本人の多いのも
嘆かわしいが世界一治安の良さを誇ったのはどこへ行ってしまったのか。
知事選挙の公約も五輪、福祉と言うけれどその前に空き交番を無くしたり
隣組で防犯のシステムを作るのが先決ではないか。近所の人を信じられた
人情味あるかつての町を取り戻してほしい。