隠居の独り言(576)

昨日発売の週刊誌の見出しから・・「星野仙一の自爆全内幕」と書かれて
ダルビッシュ有が先発取り消しに激怒した
○あわや4アウト田淵&山本、お友達の無能
○予想されていたGG佐藤のポロリ3連発
藤川球児が「そんなに信用されてへんのか」
落合監督岩瀬仁紀の使われ方」に不満爆発
○食事会場が凍りついた西岡剛のバナナ事件
○審判のせいにするな、江本孟紀張本勲が問う監督の品格
○それでもWBC監督に?バレンタイン殴りこみ立候補
新井貴浩は6月中旬から腰の疲労骨折だった
北京オリンピックの星野ジャパンには期待していただけに日本の野球ファンは
ガッカリものだが、勝負の世界は厳しいもので「勝てば官軍負ければ賊軍」の
敗軍の将は汚名を一手に引き受けなければならない。それにしても不振だった
選手の中には日本に帰れば巨人・阿部慎之助がいきなり派手なホームランだし
西武・GG佐藤は飛球を無難にさばき二塁打のオマケとは複雑な気持ちになる。
借りてきた猫のように大舞台で活躍出来なかった理由の一つに監督・選手共に
ハングリー精神が欠けていたのではの指摘がある。たしかにプロ選手の収入は
韓国選手の10倍以上で、しかも韓国はオリンピック村の3人部屋に宿泊して
苦楽を共にしたのに、日本の選手は高級ホテルの1人部屋に泊まったという。
野球はあくまで団体競技であり選手の気持ちが一つにならないと勝てないのは
星野監督は百も承知のはずなのに彼自身のタガが緩んだとしか言いようが無い。
批判は容易いが、監督はプロチームの最強メンバーを揃えて金メダルの獲得を
高らかに国民に約束したのは早計ではなかったか、言葉だけでは計りきれない
精神面を知った北京の五輪野球だった。今度のオリンピックから野球・ソフトが
外れるのはファンとして残念だが頭を冷やすにはいい機会になったと思う。