夕焼け小焼け

harimaya2009-09-18

♪夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘が鳴る・・
孫と遊んだ帰り道、いつも唄う歌は
馴染みの童謡だが遠い昔日を偲ぶ・・
昭和の初期の一般の家庭に柱時計は
高価で珍しかった。時間の目安は
朝六つと暮れ六つに、寺の鐘が鳴り
トキを告げていた。六つの時刻とは
今の6時、電気が存分に使えなかった頃は日の出で起き日暮れで一日が終わる。
自分が生まれた1930年代では、未だ寺の鐘の音が時間の基準の貧乏国だった。
その貧乏国が無理偏に無理を重ねて重武装して世界の一流国の仲間入りをした。
傲慢な心は国を滅ぼしたが、夕日の影の祈念堂は今日も先の戦争を戒めている。