隠居の独り言(800)

大河ドラマ「竜馬伝」も第一幕が終って竜馬(福山雅治)が脱藩後における
幕末全体を描いた第二幕に入るが、キリがいいので今回はネタを変えてみる。
隠居シリーズも今回で800の数に達したが2006年から始まって4年を経て
顧みればよく来たと自負している。一応1000回が目標なので登山でいえば
7合半の山小屋に到着して一服したいところで紅茶を飲みながら書いている。
昔々の話、絵が好きだったヤンチャな子供は近所の塀や、家中のあちこちに
落書きをしては父に叱られた苦い経験がある。題材の殆どは漫画の主人公で
冒険ダン吉」「のらくろ」は得意だったし習字の時間には書字よりタヌキや
キツネの絵を描いて先生に叱られた。だから今でも字が、めっぽう下手だ。
10年前に亡くなった漫画家・横山隆一は「人生は四コマ漫画」と言ったが
四コマ漫画はドラマが凝縮され起承転結がきちんとして俳句にも似ている。
人生の一コマ目は、何もかもが興味の的で頭脳の空きスペースが大きかった。
大人になって漫画から遠ざかったが大抵の新聞には四コマ漫画が載っている。
ブログも人生も四コマに句切れば残り一コマで恙なく続くのを願うばかりだ。
この歳になれば一見真面目風でも人生の決算書は粉飾しなければ赤字になる。
今月は○○回目の誕生月でもあるし所帯を持って45年、会社も30年が経つ。
8という数字は中国では昔から幸運を招く縁起で北京五輪も8づくめだった。
恥ずかしながら800回に結びつけている目出度さを見逃していただくとして
ブログ日記を続けられる幸せは文章に語り尽くせない!その大前提は健康だが、
今春のドックも一部の持病を除いて医者から○印をいただいたので当分はOK!
人生のターミナルに到着するまで、のんびり長い旅を続けたい。