隠居の独り言(1124)

今日も中国国旗を付けた船が尖閣諸島の領海線すれすれに用も無いのに通過している。
北朝鮮がミサイルを発射して世界中から非難されているのに中国は北朝鮮を擁護する。
こんな厄介で危険な隣国、中国を日本は何十年とODA(政府開発援助)という名で
何兆円も毟り取られ、しかも何の謝意もなく逆に南京事件の誇張宣伝などで抗日運動を
鼓舞して矛盾の多い国内問題を外交面に転化させている。尖閣もその一連なのだろう。
中国の経済発展は今や世界二位の素晴らしさだが、そのネタの大部分は日本の技術や
機械を利用しているだけで独自のものは殆どないと多くの日本人は思っている。しかも
世界のブランド商品のニセモノの大半が中国製であるとされる。日本の新幹線の技術や
フランスやドイツのそれを適当に組み合わせて中国固有の技術として世界の後進国
安価で売り込んでいるイカガワシサは目に余る。最近の話題でも某新聞報道によると
残留日本人孤児と称する初老の人が日本にやってきた。それを認めると、その一族の
数十人が来日して仕事が無いからと生活保護を申請してその多くが認められるという。
それにしても日本人はお人好しだ。外国ではアップルとサムスンの特許争いは泥沼だ。
日本も中国の日本製を真似た製品には厳重抗議すべきなのに顔色を窺うとは情けない。
韓国も然りで今や世界一の電化製品のサムスンも自動車のヒュンダイ、製鉄のポハンも
地下鉄の技術も元を質せば日本が育てたことを忘れないでほしい。戦争に負けるとは
単に戦いに敗れただけでなく何十年(永遠かも?)となく賠償も技術も当然のように
搾り取られるということなのか。戦後も70年近くになるというのに未だ後遺症に悩む。
それは日本も原因の一端がある。元凶の最たるは戦後の占領軍GHQが定めた憲法
金科玉条のように崇拝する日本人の自虐的精神が近隣諸国の餌食の材料になっている。
今回の総選挙で安倍晋三率いる自民党が圧勝すると中韓の報道機関は日本の右翼化に
懸念するという。右翼国家とは反共的独裁政権を指すが左翼の最たる共産国家中国に
とやかく言われる筋合いは無い。むしろ今まで世界各国に外交面で消極的だった日本が
やっとモノを言えそうな中道的国家を目指してどこが悪いのか?中国も韓国も今まで
日本を食い物にしてきた経緯を思い出してほしい。日本なくして今の発展の中韓は無い。
総理に就任する安倍晋三は「日本を取り戻す」という。それは待ってましたの発言だが
どの時代の日本を指すのか。せめて明治時代の誇れる強い日本を目指して欲しい。