隠居の独り言(1335)

すべて原因がある。いま世上をにぎわせている慰安婦のタネをまいたのが「済州島
200人の若い朝鮮人女性を狩り出した」という嘘八百を大々的に報道した朝日新聞
自国より他国を大事にする政治家・河野洋平官房長官は途方もなく大きい責任だ。
朝日新聞は報道の内容を間違えたが日本の名誉をここまで傷つけた以上、心からの
謝罪と日本の名誉回復のために世界に向けて間違いの訂正を発信する義務がある。
安倍総理はこのほど「朝日誤報で多くの人々が傷つき、悲しみ苦しみ怒りを覚えた」と
国会で発言し我が国の名誉挽回へ対外発信強化すると言明した。これでも遅すぎる。
「20万人の強制連行」「性奴隷」「終戦間際の虐殺」などの日本の濡れ衣を証拠もなく
報道責任は今更だが、国際社会では日本人=残虐=性奴隷のイメージが定着している。
人は誰もが嘘をつく。幼い頃から悪戯で親に嘘をつく。中高生は人をイジメて嘘をつく。
大人になれば嘘も方便と正当化する。でも詐欺や泥棒の事件性がなければ許される。
しかし事件性がなくても国家や人生まで変えてしまうような騙しは許されるはずがない。
ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像の周辺で歌や踊りに熱中する韓国の
若者は「貧しさゆえに14歳で母親に売られた」との韓国の新聞を読んだことがあるか。
韓国内ならいざ知らず日本軍部が直接慰安婦に関わったという捏造に朝日は乗った。
当時、東条英機首相が月給800円なのに韓国の売春婦たちは2年間で2万6000円を
貯金したという。それは日本の売春婦も同じ。なぜ軍部による強制連行が必要なのか。
今も韓国政府が100万人もの女性が売春に身を落としたというが矛盾に満ちている。
戦後アメリカ軍がビルマで韓国人娼婦と慰安所経営者の尋問の記録が残されている。
「彼女らは将兵とスポーツやピクニックを興じ、中には兵士が結婚を申し込むのも多く
現実に結婚に至ったケースもあったという。慰安婦たちが金も渡されず強制連行され
レイプと同じような性的被害を受けたかのような記述は絶対に歴史事実に反している。
戦後の処理を考えるうえで、それらをきちんと検証されなければならないのに、怠った
日本政府も怠慢だが、朝日新聞をはじめとする左翼的な評論家やメディアが日本を
一方的に罪悪視し、それに同調した国民も責任大だ。戦後間もなく進駐軍が日本を
占領して最初のGHQ命令は「進駐軍のための慰安所設置」であった。それに対して
多くの日本人の娼婦が慰安所に応じたのも歴史の一端といえる。以前にも書いたが
これらの問題を平成のモラルの感覚で心情的、情緒的にとらえては大きな誤りを犯す。
歴史というものは当時を生きた人以外は想像の域を出ない。朝日の大失敗は歴史を
きちんと検証しなかったことであり、もし偏った思想の持ち主が編集者としたら報道の
資格が無い。報道とは自らを捨て、客観的に事実を語るのが本来のあるべき姿と思う。
朝日新聞よ、自ら蒔いた種は自ら刈り取らねばならない。自らの責任として世界宛に
蒔いた過ちをきちんと説明出来なければ廃刊せよ!