隠居の独り言(1531)

東アジア首脳会議は終わったが相変わらずの中国・習金平の態度が気に入らない。
安倍首相との会談でも相手の顔も見ようとせず、ぶっきらぼうなのは会議を主催した
中国として失礼極まりない。南シナ海問題でも中国は国連海洋法を批准していながら
仲裁裁定を無視。その後も南沙諸島で人工島造成を続け軍備を増強しているという。
東シナ海では尖閣諸島付近に毎日のように中国の公船が領海侵犯を繰り返している。
先日、中国海軍が尖閣を襲ってきた場合のシミュレーションが雑誌に書かれてあった。
今現在なら、中国軍と自衛隊なら互角で、それにアメリカ第七艦隊が後方支援すれば
圧倒的に日米側が有利とか・・それと同時に中国の国内事情が必ずしも共産政権の
一党独裁が堅固なものでなく内部崩壊の恐れがあって中国もやたらと手を出せない。
また自衛隊の地対空ミサイル防御体制の進歩素晴らしく海と陸との連携が望まれる。
でもこれは今現在のシミュレーションであって、今後の世界の情勢で見当もつかない。
アメリカ大統領選挙の結果によって日米軍事同盟に、どんな影響が出るか分からず、
中国軍は相変わらずの軍備増強で、これから4年後には日中の軍事力の格差は1対5に
広がっているという。外交は力を背景にしなければ都合よくいかないのは当たり前で
だからすぐにも尖閣島に灯台を建てる、人が住む、基地を作る、という行動をしないと
手遅れになってしまう。国民も右や左を言っている場合じゃない。平和であることは、
国を守るとは、いかに重要で、力負けしないうちに事を運ばなければ、時は待たない。
北朝鮮然り、今のうちに叩かなければ取り返しが付かなくなる。戦後平和はアメリカの
核の傘の下で宿り何とかやってこられたが、アメリカの力が弱くなったのも現状だろう。
中国は国連理事国でありながら国際法を無視し、核兵器を持ち、軍備増強の最中で、
今までの中国のやり方を総括し、将来きちんと見据えないとやがて日本が危なくなる。
護憲派の方に言いたい。憲法前文「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」は
悪趣味な冗談としか思えない。それでも護憲なのだろうか。