隠居の独り言(1599)

歳を重ねると時間の経つのも早いが、それ以上に速いのが時代の進歩で、特に年寄りには
インターネットという代物が大津波のように押し寄せ、その中で特殊な技術など進化していく。
自分もこうしてブログなるものを書いているが、これ以上のことは出来ない。テレビや新聞で
インターネットにウイルスが侵入したというニュースを報道しているけれど意味が分からない。
しかも国際的に大きく影響しているというからますます分からない。PCにバイキンが付くのか。
老人には解せないことばかり・・後期高齢者と言う有難い名称を頂いた自分だけれど徐々に
目がかすみ歯が抜けて皺も増え皮膚も筋力も衰えて萎びていく。生きとし生きる者の宿命だ。
日本は世界一長寿国になったけれど、その長寿の目出度さが、逆にさまざまな病気を招いて
目出度くなくなっている。長寿というより中身が問題で、健康で社会に貢献できれば目出度い。
まして国債の大赤字、益々増える高齢者、益々減る税収、誰が考えても現在を維持できない。
国債の赤字も無理を重ねた結果と言える。いずれにせよ、年金減額、健保値上げは仕方なく、
老後の生活は厳しくなる。死ぬときが分かっていれば、それに見合う暮しかたも出来るけれど
一寸先は闇だからそうはいかない。生きるのも大変だが死ぬのも大変という時代が必ずくる。
何でも旬があるように、死ぬ時期の旬もあるのではないか・・そんな気がする昨今・・