隠居の独り言(1600)

いつのまにか独り言シリーズも1600回になった。ブログの書き始めは2004年6月からだから
今年で13年になる。最初の頃はキーの打ち方がもどかしく、一字一字を探しながらの作業で
作文も打っているうちに忘れてしまう事しばしば・それにしてもネットと言う便利な道具が
出来たもので、作文を書いている途中に別の文章を挿入や変更ができるのも何とも嬉しい。
今までの原稿や手書きと違った書き方が出来るのも文明の進歩だろう。以前にはネットも無く
メールなど論外で作文や書類など全て手書きの作業で、間違いが有ったら最初から書き直し、
しかし便利になった反面、手書きが少なくなったせいか特に若者の国語力が落ちたと感じる。
昨今のツイッターフェイスブックを見ても文の粗雑な人の多いのは大いに関係があるだろう。
手書きは書いた人の気持ちが籠っていていいものだ。例えば年賀状、最近は印刷が多いが、
その余白に「定年後は畑仕事です」「早いもので孫はもう大学生」その文字の言葉が暖かい。
故郷を離れて70年にもなるが、その間に旧友は父になり爺になり、春秋が年賀状で想像した。
しかし賀状の刷られた家族の笑顔だけでなく、涙に滲んだ喪中の葉書も頂いた。閑話休題
ブログは自分史そのものだが、生きている分、書く意欲がある分、健康であれば続けられる。
いつまで続けられるか、これは自分にも分からない。たかがブログだけれど・・・