秋冬物出荷。

七月も今日で終わり、今年も秋冬物の出荷シーズン最中で
季節商品を扱う仕事の現場は毎年の同じことの繰返しです。
夏の暑さで帽子屋さんの景気いいでしょうと言われるけれど
しかし帽子メーカーに携わる者の現実はそんなに甘くはない。
どの産業にも言えるのですが今は製造・流通が変わりました。
大型店舗出現、商品の個性化、低価格競争のあおりを受け
商店街のシャッター化、大量生産の減少、後継者不足など
伝統に支えられた技術立国日本を背負った職人も少なくなり、
グローバルな時代といえ商人は安価な製品を海外に求めMade in Japanは壊滅的な状態で
以前のピーク時から1/4に下がり残ったメンバーでどこまで続けられるか、あとは神の領域。