隠居の独り言(1614)

今回の衆院選は戦後70年に亘り享受してきた平和が北朝鮮と言うナラズ者により未曽有の
危機に対応するための選挙でないかと思う。危機は言うまでもなくアメリカ軍が北朝鮮に対し
軍事行動を起こす事に他ならないが、その時期は極寒の来年1月―2月かと考えられている。
北朝鮮兵士が極寒中の夜間で身体が寒すぎて自由に動けないとき、アメリカ軍はロケットと
戦闘機同時に奇襲攻撃かけるシミュレーションが出来ているだろう。といって軍事行動に
100%は無い。アメリカは北朝鮮に反撃の隙を与えずに軍事施設の無力化の自信を示すが
北朝鮮の打ち損じたミサイルが日本に来るかも知れない。或いは北朝鮮難民が日本海から
押し寄せてくるかも知れないし、対応は大丈夫だろうか。安倍総理衆院選を決意したのも
小康状態にある今しかチャンスが無いと判断しただろう。同時に日本は拉致問題があるので、
出来れば自衛隊員が敵前上陸して救出したいものだが現憲法では外地での戦闘や相手に
宣戦布告は出来ない。今回の衆院選での本丸は消費税や学費無料化やモリカケ問題でなく
有事想定のためであり、そこを間違えてはならないと思う。戦後の初めての未曽有の危機に
国民の覚悟はあるのか。一刻一刻と国際情勢が変化しているのに未だに錆びついた憲法
しがみついている護憲派は何を考えているのか。ここ数か月で世界は大きく変わる。