浅草仲見世

harimaya2017-12-18

毎年、年の瀬には山の神と浅草を散策するのが習わしです。
老夫婦が定番とする浅草散策コースは最初に雷門をくぐって
雑踏の仲見世通りをゆっくり進み浅草師走の雰囲気を楽しむ。
最近は外国人観光客が多く仲見世通りの人出も半端じゃない。
話し声も世界中の言葉でごった返し、ここは日本?と錯覚する。
以前の人出は大勢でも今より静かな仲見世の雰囲気でしたが
飾り付けは同じで来年の干支の戌が空間に際立って見えます。
浅草歳時記の羽子板市が開かれていたので立ち寄りました。
情緒ある歌舞伎の絵柄に加えて今年の話題のキャラクターの変わり種も面白いし(今年はパンダ)世相が分かる気がします。
市のところどころに突羽根を売っている。昔の正月は子供らが突羽根突いて遊んだが今は羽子板は飾り物になってしまった。
浅草寺にお詣りして今年の礼を述べ来年の恙無い一年を祈る。後は、ひとしきり瀬戸物屋、古道具屋、呉服屋など覗いたあと、
食通作家・池波正太郎が通ったという老舗の尾張屋で蕎麦を食べるのが老夫婦の浅草散策の締めくくりです。